お蕎麦と大阪の意外なつながりを知りましょう!
お蕎麦は、日本の料理として有名ですが、その歴史は非常に古いとされています。
ソバが日本へ伝来したのは、奈良時代よりも以前といわれています。
元々、蕎麦は飢饉などに備えてわずかに栽培する雑穀でしかありませんでした。
現在の
蕎麦の原形になったのは、16世紀~17世紀頃と言われています。
そんな蕎麦と大阪の意外なつながりとは一体なんでしょうか?
それは、
蕎麦屋の発祥の地が、大阪なのです。
一時は、安くて腹持ちの良いうどんに押され、大阪から蕎麦が姿を消した時代もありました。
しかし、時の流れでいつしか大阪にも蕎麦屋が戻り、現在では沢山の蕎麦屋が営業しています。
おそらく、
蕎麦と言えば関東の食べ物というイメージの強い蕎麦ですが、発祥の地が大阪だったというのも何か違和感を感じてしまう程、馴染みがなくなっています。
ちなみに、大阪が蕎麦屋の発祥だったという証は、大阪市西区のある公園に石碑が建てられています。
歴史の表舞台には立たない、庶民の歴史はこんな風にひっそりと受け継がれているのです。
大阪の蕎麦屋でおすすめ出来るお店に多いそば切りとは?
大阪の蕎麦屋ランキングなどを見ていると、ふと気付くのがそば切りと書かれているお店が非常に多いという事です。
あまり気にしていない方も多いかもしれませんが、そう言われてみればと思うのではないでしょうか?
そば切りというのは、お店の名前でも、蕎麦の種類でもありません。
そば切りというのは、蕎麦の別名と思えば1番近いかもしれません。
蕎麦は元々蕎麦をそのまま食べたり、水を入れてこねたそばがきといった様な食べ方しかありませんでした。
その、
そばがきと名前が混同しない様に名付けられたのが、そば切りです。
つまり、特別な料理という訳ではなく、単純に昔はそばがきと間違えない様に、名付けられたのが始まりとされています。
その
そば切り、いつしか普通に蕎麦として呼ばれる様になって現在に至っている様です。
しかし、老舗のメニューや名物メニューとしてそばがきを出しているお店もあるので、あえて店名やメニューにそば切りと正式に表記しているお店が多い様です。
蕎麦1つを取っても奥が深く、今では蕎麦粉とつなぎの割合で、二八蕎麦や九割蕎麦、10割蕎麦といった蕎麦の種類があります。
特に10割蕎麦はつなぎを使わない為に、蕎麦そのものを味わう事が出来るという事で、人気が高くなっています。
美味しいお蕎麦屋さんは大阪にも数多くありますが、その違いは?
大阪にも、今では沢山の蕎麦屋が出来ています。
もちろん、美味しいと評判のお蕎麦屋さんもありますが、美味しいと評判のお店の人気メニューというと、どういったものがあるのでしょうか?
実際に、色々な美味しいと評判のお店を調べてみると、共通点がありました。
それは、ほとんどが
つけ蕎麦、いわゆる盛りそばに分類されるメニューがオススメとなっているのです。
蕎麦そのものはオーソドックスだが、
だし汁や薬味がそのお店のオリジナリティを出していて、蕎麦の旨味を引き立てる役割をしている為に、好まれるのでしょう。
逆に、こうした盛りそばではない看板メニューをもっているお店は、鴨そばやニシン蕎麦といった昔ながらのメニューに人気が集まっています。
余談ですが、鴨そばというのは、正しくは鴨南蛮蕎麦のことで、南蛮というのはねぎの事を指します。これは、江戸時代南蛮人がねぎを好んで食していた事から南蛮と呼ばれる様になったという通説が一般的です。
この様に、
蕎麦というのは歴史があり、今でも日本人がこよなく愛する麺料理であり、外国人にも人気のある日本の伝統料理なのです。
大阪でそばの名店となれる新たなお店があります!
ここまで見てきた様に、蕎麦屋発祥の地大阪にはそばの名店と呼ばれるお店も数多くあり、そのメニューも様々で、奥が深いという事がお分かり頂けたと思います。
そして、そんな大阪にまた新たな蕎麦屋の歴史に残る名店が生まれようとしています。
それが、
トリュフ蕎麦専門店「わたなべ」です。
トリュフ蕎麦という聞きなれないメニューですが、トリュフという世界三大珍味の高級食材を使う事で、新たな蕎麦の味わいを生み出しました。
トリュフ蕎麦は正に最高級の蕎麦であり、日本で最も高い蕎麦となります。
しかし、味だけではなく、
当店のこだわりはその器にもあります。
トリュフという洋のイメージを和のイメージに作り変えるのは、味だけでなくその器には日本人が愛してきた唐草模様の中に鮮やかな彩りを施した染錦古伊万里唐草(そめにしきこいまりからくさ)の器を使用しています。
美味しいというのは、味覚、嗅覚だけでなく、視覚も大事と言われます。
正に、当店で使用している器は、
視覚からも美味しさを味わって頂けます。
大阪の新たな蕎麦屋の新たな名店トリュフ蕎麦専門店「わたなべ」に是非お立ち寄り下さいませ。
トリュフ蕎麦専門店わたなべの器のこだわりとは