グルメの点から見る北新地の歴史をご紹介
大阪北新地といえば、現在では高級クラブや高級料理店がひしめく、夜の一大歓楽街です。
その北新地は、特にグルメな方には人気の高い地域で、高級料理店には芸能人ご用達のお店も沢山存在しています。
その北新地の歴史をグルメな点から、見て行きましょう。
北新地というのは、グルメで現在有名になっていますが、その昔には、遊郭があり有名な遊女を沢山輩出した事でも有名です。
近松門左衛門の有名な戯曲「曽根崎心中」のお初と徳兵衛や「心中二枚草紙」のお島と市兵衛、などが有名です。
大正の頃には、芸妓置屋11軒・貸席153軒、芸妓825人という状況であった為、ミナミの賑やかさはなく、しっとりと落ち着いた地域だったと言われています。
しかし、第二次世界大戦時に、この地域のほとんどが焼き尽くされてしまいます。
それからも、新たに地域が整理されていき、昭和38年頃には待合・料亭が300軒、それにも増してバーやクラブが、400軒以上と、現在のバーやクラブが主要となる基礎が出来上がります。
その後もどんどんと増えていき、昭和53年頃には、バー・クラブ・ラウンジ・スナックが約1600軒、食べ物屋さんが約200軒の計約1800軒という一大歓楽街となります。
この頃の食べ物屋さんの多くは、高級料亭が多く、ミナミの華やかで下町の雰囲気に対抗すべく、しっとり落ち着いた高級店地域へとなっていきます。
現在では、およそ総数
3000件ほどのお店があり、その大半である2200店がバーやラウンジ、クラブといったお店となっています。
そして、グルメに方にも人気の高い割烹や料亭、レストランといった食べ物屋さんが600店程あります。
北新地という地域は、御堂筋と四ツ橋筋の間の地域を指していますが、その中にこれだけのお店がひしめき合っています。
この北新地では、毎月50~100のお店が開店、閉店を繰り返しており、
約4年周期でおおよそのお店が入れ替わると言われる程、食に関するお店の激戦区でもあります。
その中で、名店と呼ばれ、息長くお店を続ける事は至難の業と言われており、生き残っているお店は、まさしく大阪でも有数の名店と言っても過言ではありません。
北新地はこの様に、グルメの激戦区であり、その中で人気の高いお店、そして生き残った老舗というのには、間違いのない料理人達の、努力と忍耐の実績が残ったお店であり、高級というイメージが付いてしまうのも無理のない話しです。
北新地のグルメを贅沢に1人で楽しむ秘訣とは?
まずは、北新地という土地についての歴史をご紹介してきました。
そこで、気付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、北新地に限らずですが、遊郭があった地域というのは、非常に割烹や会席といった高級料亭が多い事が分かります。
これは、昔より遊郭というのは、接待などに使われた事から、こういった傾向が色濃く残っているといわれています。
昔より、この様に接待等で使われていたというのは、グルメという言葉がない時代であっても、味にこだわりをもった方が多かったからこそ、料亭や割烹といった職人技が生まれ人気を博したのだといえます。
これは、現在の北新地のグルメを見ても明らかで、高級バーや高級クラブといったお店が沢山ある中で、高級料亭や高級グルメ志向の方がうなずく様なお店があるのは、
接待で北新地の高級料理店の後には、高級クラブへ流れていくといった流れが取り易いという事が言えるでしょう。
しかし、今では昔の様に人が立ち寄りにくい場所という事はなくなっています。
北新地といっても、1人でディナーに行くという事も可能です。
そこで、
北新地でグルメを1人で楽しむ為のポイントというのがいくつかありますので、ご紹介しておきましょう。
まずは、1人でという事で1人でも入りやすいお店というのはどういったお店かという事から見て行きましょう。
1人でも入りやすいお店の1番手に上がるのは、
カウンター席や1人席がメインになっているお店は1人でも入りやすいと感じるでしょう。
テーブル席が多いお店では、やはりグループやカップルが多いので、入りづらいものです。
特に、北新地という地域からも、余計に入りにくいものです。
そして、グルメを楽しむならば、次のポイントはお酒があるかないかでしょう。
というのも、お酒というのは1人でも行きやすい雰囲気があります。
居酒屋でも1人酒を、少し贅沢なあてを肴に楽しむというのは、大人の楽しみ方でしょう。
こういった遊び方を覚えると、舌も肥えてきますし、たまの息抜きに是非オススメです。
北新地で、贅沢にグルメと1人酒を楽しむ大人のディナータイムを楽しみましょう。
大阪北新地のグルメを楽しむなら和食がオススメ!
ここまで、北新地でグルメを楽しむ方法をご紹介してきましたが、やはりなんと言ってもグルメと言えばディナーを豪華に楽しむ事でしょう。
もちろん、1人で楽しむディナーも良いですが、大切な方とのちょっとお洒落で贅沢なディナー等もオススメです。
北新地には、こういった贅沢なグルメを楽しめる人気のお店も多くあります。
焼肉、お鍋といったグループで行きたいお店、イタリアンやフレンチといった彼女などといきたいお店といった様に、その時の人数等に応じて、お店を選ぶと幅も広がりますし、何度も利用する事で、常連としてお店の人に認識してもらえる様になると、更に楽しみが増えます。
しかし、
特にオススメなのは、やはり和食系のお店です。
和食系グルメといえば、いわゆる、
割烹や会席料理といったものが和食系では思い浮かびます。
しかし、これらの料理というのは、一つ問題を抱えています。
その問題というのが、
敷居が非常に高く、中には一見さんでは入れないお店などが多いでしょう。
特に、北新地ではこういった高級料亭と呼ばれるお店も多い為に、VIPの接待等で使うお店も非常に多いので、行ってみたが入れなかったという事にならない様に事前に調べておきましょう。
詳細がない場合などは、お店に暇な時間帯に電話をして確認する事も良いでしょう。
何故、和食系なのかといえば、やはり歴史ある北新地の昔ながらの雰囲気を楽しみながら、グルメを楽しむ事が出来るのは、和食しかないからです。
和食と言っても、様々なジャンルがあります。
オーソドックスならば、
割烹や会席料理となりますが、他にも、天ぷらの専門店、串焼き、ふぐ料理、ステーキ、カニ、蕎麦、うどんといったお店が沢山あります。
北新地でグルメを楽しむならば、どの料理が最もオススメかと考えます。
例えば、
1人で楽しむならば、天ぷらや串焼き、ステーキに蕎麦、うどんといったお店は入りやすいという点でも、オススメです。
2人でディナーをするならば、どのジャンルでも問題はないでしょう。
つまり、和食系というのは、色んな状況に応じてお店を選ぶ事が出来るので、特にオススメです。
また、和食系のお店というのは、店内が日本人にとても合っています。
何故か、ホッとする様な、
ゆったり出来る落ち着いた雰囲気を感じるものです。
食事中に、落ち着かない雰囲気では、料理を味わう事も出来ませんので、よりグルメを楽しむ事が出来るのです。
北新地で、グルメを満喫するならば、まずは和食系のお店から攻略していきましょう!
北新地でグルメを朝まで和の高級蕎麦を楽しめます!
ここまで、見てきた様に北新地でグルメを楽しむには、まずは和食の料理店を中心に攻略していけば、様々なシチュエーションで利用出来るお店が見つかるでしょう。
北新地で、グルメを1人で楽しむのに、とても最適なお店があります。
それが、「
トリュフ蕎麦専門店 わたなべ」です。
当店は、北新地に日本初のトリュフ蕎麦専門店として、OPEN致しました。
トリュフ蕎麦というのは、高級食材としてご存知のトリュフをふんだんに使用した全く新しいお蕎麦です。グルメな方ならば、見逃す事の出来ない料理です。
蕎麦と言えば、日本が世界に誇る麺類グルメの代表です。
諸外国でも、日本の蕎麦と言えば誰もが知っている料理です。
その、日本の伝統的な料理の蕎麦に、世界中で知られる高級食材トリュフを使用する事で、和食と洋食の見事なコラボレーションを確立しました。
当店がトリュフ蕎麦の専門店としたのは、トリュフと蕎麦の相性だけを考え、1つに集中する事で、最も良い相性となる生蕎麦を打つ事が出来ます。
このトリュフ蕎麦を食べるならば、是非
お酒を楽しんだ後の締めがオススメです。
そこで、当店ではお酒も贅沢にお楽しみ頂けます。
芋焼酎として90年以上の歴史を持つ黒霧島、麦焼酎は1831年から間もなく200年を迎える天保二年といった名酒から、蕎麦焼酎もご用意しております。
日本酒は、木村式 奇跡のお酒をご用意しています。2013年に第11回全国美酒鑑評会 冷酒部門で1位に輝いたワイングラスで楽しめる日本酒もございます。
洋酒では、やはり世界で唯一の
蕎麦ウイスキー、エデューシルバーがございます。
まさに、蕎麦をトコトン楽しむ事が出来るお酒の数々を取り揃えております。
そのお酒のあては、手頃な価格で楽しんで頂けるものばかりです。
焼き味噌や板わさといった、調理の必要のない即メニューで、まずは一杯を飲んで頂き、その後は、にしんや蟹みそと蟹の和え物といった様な、味の少し濃いものもお好みで1品2品を追加頂ければ、お酒もすすむでしょう。
店内は、非常に落ち着いた雰囲気で、少し暗めの雰囲気で和と洋が混ざったとても居心地の良い雰囲気となっておりグルメを楽しむのに最適の環境となっております。
カウンタータイプの席は、ゆったり目に場所を取っておりますので、ゆったりと寛いで頂く事が出来ます。
そして、当店のこだわりは、器にもこだわっております。
美味しさを引き立てる器は、高級料亭などでもこだわっているとても大事な料理の要素の1つです。
当店では、この器に
染錦古伊万里唐草(そめにしきこいまりからくさ)の器を使用しております。こちらは、150年~200年前に焼き上げられた歴史ある器で、見た目にも奥ゆかしさを感じて頂く事が出来ます。
北新地のグルメを満喫するならば、まずは日本で唯一の「
トリュフ蕎麦専門店わたなべ」にて日本の歴史を感じながら、お楽しみ下さいませ!